初心者でも分かる!東洋医学の気・血・水とは?
こんにちは、ウタコです!
ブログに来ていただきありがとうございます!
ししょー!今、薬膳とか養生とか流行ってるから、私も勉強したいんですけど、そもそも何から勉強したらいいか分からないんですー!
ふむ。確かに、薬膳や養生は東洋医学をもとにした考えだから、どこから手を付けていいか迷う気持ちはよーく分かるぞ。
東洋医学…すごく難しそう…想像しただけで頭痛くなってきた💧
そんなに難しく考えなくても大丈夫だ!
なるべく分かりやすく伝えていくから、簡単なことから一つずつ覚えていこう!
今回は、東洋医学の基本的な考え方「気・血・水」からやろうか!
はい!ししょー、よろしくお願いします!
「気・血・水」とは?
「気・血・水」とは、東洋医学で心身の状態を図る基本概念のひとつです。
「気」と「血」と「水」の3つがバランスをとることで、生命活動を成り立たせていると言われています。
ちなみに、読み方は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」です。
この3つのバランスが乱れると、体調が崩れてしまいます😣
また、自分の気血水がどのようなパランスにあるのかを知ることで、不調の原因やどんな病気に進みやすいのかを予測することもできます!
気血水について知ることは、自分の体調を知る第一歩なんだね!
ちなみに、自慢じゃないですが私は気も血も水も乱れまくっています!(ドヤな感じで言うことじゃない)
20年以上の生活習慣の積み重ねで起きている不調ですから、そりゃ改善されるのも時間がかかります…。
すぐに治るものではないので、気長にゆるく習慣作りしている最中です~。
気とは?
「東洋医学は気の医学」と言われるほど、大事な要素です。
気とは、体の中にあるエネルギーのことです。
車で言うと「気=ガソリン」になります。
いくら車体が高性能でも、ガソリンがないと動きませんよね?
つまり、血や水が十分足りていても、エネルギーである気が不足していては血も水も体内をめぐることができないのです。
一番大事な要素とされる理由はこの点にあります!
ちなみに、「気」を使った言葉をいくつくらい思い浮かべることができますか?
元気、勇気、根気、気力、空気、電気、気になる、気を使う・・・・
気を使った熟語や表現って本当にたくさんあります。
それだけ、昔から気が大切だと考えられてきたという証拠ですね!
では、気は具体的にどのような働きをしているのでしょうか?
気のはたらき
気には大きく分けて5つのはたらきがあります。
①動かす(推動作用)
推動作用とは、気血水がきちんと巡るように動かす作用です。。
この機能が低下すると、お腹の張りや肩こり、血流が悪くなる、むくみがでるなどの症状が起こります。
また、推動は「成長・発育させる」という意味もあるため、機能の低下により、髪や爪の伸びがおそくなったり、肌のターンオーバー期間が長くなることで肌が老化しやすくなるなんてことも…。
恐ろしい…。
②温める(温煦作用)
温煦作用とは、体を温める作用で、この機能が低下すると基礎体温の低下や冷え性になり、さらに冷えから血行不良になります。
私、冷え性だー…。この機能低下してるってことですね。
③守る(防御作用)
防御作用というのは、体を守る作用で、体の外側(体表)にバリアを張っているイメージです。
この機能が低下すると、風邪を引きやすかったり、花粉症などのアレルギーの症状が出やすくなります。
なんていうことでしょう、花粉症もありますよ…
④消化吸収力、デトックス力(気化作用)
気化には、何かを変化させるという意味があります。
例えば、物を食べると、胃に行き消化吸収されます。そのとき食べ物は、気や血や水に変化されるのです。この変化が気化作用です。
また、体外に排出する汗や尿も変化させてから対外に排出するので、気化作用が働いています。
この機能が低下すると、胃腸が弱かったり、汗や尿を上手く排出できないのでむくみやすくなります。
⑤漏れを防止する、リフトアップ(固摂作用)
固摂作用とは、体にとって大事なもの(内臓や体液)が漏れ出てしまわないように留めておく作用です。
血や汗、尿などが必要以上に出ていかないようにしています。
暑くないし、運動もしていないのに汗をダラダラかいてしまう人は気が不足しているかも。
また、内臓の位置を保つ作用(リフトアップ)もあります。。
この作用が低下していると、胃下垂や内臓下垂になったり、肌のたるみが出ることも。
そして、胃下垂までもー! 「気」が全然働いていないってことが良く分かる。
気はなにから作られる?
気は三つの要素から作られます。
気 = 天の気 + 地の気 + 先天の気
天の気は、清気(空気)のことで呼吸で取り入れるものです。
地の気は、食べ物のことで胃腸から吸収するものです。
天の気と地の気は、「後天の気」と言われ、普段の生活の中で作られる気です。
それに対して、3つ目の先天の気は両親から受け継いだ気です。
元々体力がある人や疲れやすい人がいるのは、
後天の気の影響もありますが、先天の気の要素が大きいとされています。
ただし!後天の気は永久的なものではないので注意が必要です。
「若いころはどれだけ不摂生な生活を送っていても元気!」といった人が、急に疲れやすくなってしまうことも。
そこで大事になってくるのが、天の気と地の気です。
まず、呼吸によって清気を取り入れること。
バランスのよい食事でとること。
当たり前のことですが、体にとってはとても重要なことです。
やっぱり基本的なことが大事になってくるんだね~。
気の次に、血がどんな働きをしているのかご紹介していきます!
血とは?
東洋医学で言う血は、いわゆる血液とは少し異なりますが、
簡単に言うと、血は「心と身体の栄養」となるもので、酸素や栄養素を全身に運ぶ働きがあります。
身体を栄養する
血が足りていると、肌に艶があったり、身体も柔軟で運動能力が高くなります。
反対に血が不足し、滞っていると以下のような症状がでてきます。
*ドライアイ
*爪が割れる
*髪が抜ける、白髪になる
*足がつる
*疲れると頭痛がする
などなど
心の栄養源
血が足りていると、精神が安定し穏やかにいられます。
また、集中力や判断力、記憶力などが研ぎ澄まされます。
反対にこの働きが低下すると、精神面で不調が出てきてしまいます…。
*寝つきが悪い
*朝起きた時に疲れが取れていない
*マイナス思考
*不安感
*集中力が続かない
などなど
寝ても寝ても疲れが取れてないし、ネガティブだし…
私は血も不足してるのか!納得!
血は何から作られる?
血 = 気 + 地の気
血を作るには気が必要なんですね。
なので、まず気の部分をケアしつつ、血のケアをする流れにすると、
根本から改善ができるかなと思います。
さて、最後にご紹介するのは、水です!
水とは?
東洋医学でいう水とは、血液以外の体内の液体だそうな。
リンパ液とかがそうですね!
水のはたらき
水の働きは分かりやすいです。
全身を潤す!
胃や腸を潤すので、水が不足すると消化不良になったり便秘になってしまいます…。
また、涙にも影響するので、ドライアイになったりも。
水の流れが滞ると起こるのは、むくみや冷えですね。
私は確実に水が滞っている…。こう見ると、やっぱり気血水すべてに問題あり(笑)
水は何から作られる?
水 = 地の気
だいぶあっさりですね(笑)
水の元となるものは地の気、いわゆる食べ物から作られます。
また、「津血同源」という言葉があるのですが、これは津(水)と血は同じ成分からできていますよという意味です。
ちなみに、気は活動することで作られ、血や水は熟睡することで作られるぞ。
まとめ
東洋医学の基本、「気・血・水」についてまとめてみました!
専門的な言葉も多く理解しにくいですよね…。
この3つの働きを覚えると、「今こういう不調があるから、血が不足しているな」とかが分かってきます。
それが分かると次は「じゃあ血が不足しているから、今日は早めに寝よう。目を休めよう。」など対策がとれるようになります。
東洋医学の良いところは、生活習慣や食生活を変えることで不調の原因をそのものを改善する点だと私は思っています。
未病ではなく病気になってしまったら、もちろん西洋医学の力を頼らなければならなくなりますが…
そうなる前に、普段の習慣を変えることで健康状態に戻せることができたら、一番いいですよね😊
私も引き続き頑張ります👍
最後までお読みいただきありがとうございました!
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